SARASA HOTELS / カスタマーハラスメントに関する基本方針

Our Policy

カスタマーハラスメントに
関する基本方針

株式会社更紗ホテルズは、なんば・心斎橋・道頓堀・新大阪の四つの街でホテルを運営しております。フロントに立つ従業員は13を超える国と地域の出身者で構成され、世界各地からお越しになるお客様を、それぞれの言葉と心づかいでお迎えしております。

お客様に心地よい時間をお過ごしいただくためには、お迎えする側が安心して、自らの力を十分に発揮できる環境が欠かせません。従業員が不安を抱えたままでは、心からのおもてなしは生まれないものと考えております。

このたび当社は、お客様からのご意見・ご要望に真摯に向き合う姿勢を堅持したうえで、一部の行き過ぎた言動から従業員を守るため、本方針を定めました。

01当社がまず果たすべきこと

当社の設備・サービス・応対に不十分な点があった場合、そのお申し出は、私どもが改善を重ねるうえで欠かせない貴重なご指摘にほかなりません。厳しいお言葉を頂戴した場合であっても、内容に理のあるご意見をカスタマーハラスメントとして扱うことは一切ございません。まず自らを正すこと。それが本方針の出発点でございます。

02本方針が対象とする行為

お申し出の内容に照らして、その求め方または伝え方が社会通念上許容される範囲を超え、これにより従業員の就業環境が害される言動を対象といたします。判断にあたっては、ご要望の内容に妥当性が認められるか、その実現を求める手段および態様が相当であるか、という二つの観点から検討し、厚生労働省の示す指針に沿って運用いたします。

03対象となる具体的な言動

以下は例示であり、これらに限られるものではございません。

1身体および安全に関わる行為

暴力を振るう行為、物を投げつけまたは叩く行為、危険物を持ち込む行為、従業員への身体的接触を強要する行為。

2言葉による攻撃

大声で叱責する行為、脅迫、侮辱、名誉を毀損する発言。土下座をはじめ、人としての尊厳を損なう行為を要求すること。

3時間および場所を拘束する行為

長時間にわたり拘束する行為、繰り返しの電話または来訪、ご退館のお願いに応じず居座る行為。

4人格および属性に関わる行為

国籍、出身地、言語、宗教、性別、年齢、容姿、障がいの有無などを理由とする差別的な言動。出自を理由に特定の従業員の応対を拒み、担当者の交代を求める行為を含みます。

5性的な言動

不必要な身体的接触、性的な発言、私的な連絡先やSNSアカウントの交換を求める行為、客室内での不適切な状態で応対を求める行為。

6妥当性を欠くご要求

当社に責の帰さない事象について補償、返金または無償提供を求める行為。規定を超える特別な取り扱いを強要する行為。合理的な理由のない謝罪を強要する行為。

7情報発信を用いたご要求

インターネット上の口コミやSNSへの投稿もしくは削除を条件として、金銭、客室の変更その他の便宜を求める行為。事実に基づかない書き込みにより誹謗中傷する行為。

8施設および他のお客様に影響を及ぼす行為

他のお客様の安全や快適さを著しく損なう行為、館内設備を破損する行為、従業員または他のお客様を無断で撮影・録音し、これを公開する行為。

04対応の進め方

Firstお申し出を承ります

まずは事実関係を丁寧に確認いたします。当社に非がある場合は、速やかにお詫びと対応をさせていただきます。

Second責任者が対応いたします

本方針に該当するおそれがあると判断した場合、担当者から責任者へ引き継ぎ、複数名で対応いたします。事実確認および従業員保護の観点から、お電話の録音や記録の作成を行う場合がございます。

Third提供をお断りする場合もございます

改善が見込めないと判断した場合、ご宿泊、ご飲食その他サービスの提供をお断りし、ご退館をお願い申し上げることがございます。旅館業法第5条の定めに基づき、以後のご予約をお受けしかねる場合もございます。悪質と判断した場合には、警察、弁護士その他の専門機関と連携し、法的措置を含む対応をとらせていただきます。

05従業員を守るための取り組み

  • 従業員が一人で抱え込むことのないよう、責任者を含む複数名で対応する体制を整えます
  • 社内相談窓口を設置し、当事者および同席した従業員双方の心身のケアを行います
  • 発生した事案は記録・共有し、内容に応じて警察および弁護士へ相談いたします
  • 多言語での状況把握を支える仕組みを整えるとともに、全従業員へ定期的な研修を実施いたします

06文化や言葉の違いについて

当社には、世界各地からお客様がお越しになります。文化や習慣の違い、言葉の行き違いから生じた誤解を、カスタマーハラスメントとして扱うことはございません。私どもは、通じ合うための努力を惜しまず、丁寧に対話を重ねてまいります。

07お客様へのお願い

多くのお客様には、日頃より温かいお心づかいを賜っております。心より御礼申し上げます。本方針は、お客様との良好な関係をこれからも末永く築いてまいるために定めたものでございます。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026年9月29日 制定

株式会社更紗ホテルズ

代表取締役 砂田 利恵子